『エンタメ ジャーニー』ナギ ナリコがエンタメScrap!

「エンタメ」「すきなこと」について全部書く。演劇・宝塚・映画・本、アート、旅行等の娯楽、趣味の話とたまにの真面目コラム。

評論・感想

北翔海莉 縦横無尽の活躍、個性派俳優達との競演!@新橋演舞場 『蘭~緒方洪庵 浪華の事件帳~』

5月20日まで新橋演舞場にて公演中の『蘭 ~緒方洪庵 浪華の事件帳~』を観てきました!新橋演舞場お久しぶり!なナギナリコです。 「天下の台所」として栄える商人の街、大阪。緒方章━のちの名医・緒方洪庵━(藤山扇次郎)は蘭学校中天游(石倉三郎)が主宰する…

充実の風景画コレクションを観て癒される@東京都美術館『プーシキン美術館展─旅するフランス絵画』

今日は久しぶりに展覧会をご紹介。 ~7月8日(日)@東京都美術館で、プーシキン美術館展が pushkin2018.jp プーシキン美術館展──旅するフランス風景画|東京都美術館 まず…ぷーしきん?ロシアの文豪だね、というのは結構知られていると思うのですが、その名前…

イプセンの描く「恐ろしい」人間模様@Bunkamuraシアターコクーン 栗山民也演出『ヘッダ・ガブラー』

もう閉幕しておりますが、渋谷文化村で先月末まで上演されていた『ヘッダ・ガブラー』をご紹介します。作はイプセン。ノルウェーの著名な、と言う言い方がふさわしくない位、演劇界では何度も上演が重ねられている劇作家です。 高名なガブラー将軍の娘で美し…

気鋭の座付き演出家上田久美子のまなざし@宝塚月組『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』

さて、本日は先日の『カンパニー』のレビューに続きまして、 併演のショー『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』のレビューを試みたいと思います…!! ショー・テント・タカラヅカ『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-…

ベテラン演出家によるタカラヅカ的現代劇@宝塚月組『カンパニー -努力、情熱、そして仲間たち-』

今回は先日大熱狂のうちに閉幕した月組公演より、お芝居『カンパニー』のレビューをお届けします。初日とLVの感想は既にアップしております。 nagi-narico.hatenablog.com nagi-narico.hatenablog.com 【送料無料】月組宝塚大劇場公演 ミュージカル・プレ…

バレエダンサーによる究極の美。@新国立劇場 開場20周年記念公演 新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』

久しぶりにバレエの全幕ものを観てきました! しかも宝塚でタイムリーな『白鳥の湖』!新国立劇場が主催、バレエ団のダンサーによる公演です。今回はこのレビューをお届けします。 白鳥の湖-新国立劇場バレエ団3分でわかるバレエシリーズ バレエ「白鳥の湖…

月組『カンパニー/BADDY』閉幕!千秋楽ライヴビューイングレポします~!

月組『『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』が昨日、東京宝塚劇場で大千穐楽を迎えました!わたしはライヴビューイングで映画館で鑑賞。 この公演で…

演劇人は何やってもうまオモシロイ@パルテノン多摩 小ホール 徳永京子プロデュース「演劇人の音楽祭」

パルテノン多摩の一夜限りの楽しいコンサートに行ってきました!とってもたのしくて二時間ぐらいがあっという間。今日はこの、ユニークで楽しい催しについてレビューしたいと思います! 今、演劇界で注目を集める演劇人によるライブコンサート! 「すごいお…

これぞ親子で楽しめる王道名作ミュージカル!@新国立劇場 丸美屋食品ミュージカル『ANNIE アニー』

GWに、週末に、平日でももちろん観て欲しい!古典的人気ミュージカル、『ANNIEアニー』を初めて観劇しました!そしてもう大感激でした!今回はそのレポをしたいと思います! 丸美屋食品ミュージカル「アニー」 わたしが観劇したのはチームバケツ。 新井夢乃…

まだまだ発展途上な@ひつじ座 虚構の劇団『一人芝居&自主企画発表会2018』

久しぶりにちいさめの舞台、しかもセミプロ?アマ?と言えるのかな、を観てきました。デカイ箱の舞台ばかり観ていたので、なんだか新鮮。では本日もナギナリコが感想をお届けします。まずは公演のご挨拶文からご紹介。 そんなわけで、「一人芝居プロジェクト…

宝塚版より「際立った」群像劇@帝国劇場 東宝『1789~バスティーユの恋人たち』

東宝ミュージカル版の『1789』観てきました!楽しかった!宝塚にて初演されたフレンチミュージカルですが、同じ演出家小池修一郎が手掛けていても、こうも違う作品なのだな…と感じました。ではいつものようにあらすじから、ナギナリコがお届けします。 パリ…

批評性に富んだ金融資本主義の寓話@『修道士は沈黙する』

いつも独自のラインナップが楽しみな渋谷文化村ル・シネマで、面白いイタリア映画が公開中です。G8財務相会談の際起きたある事件とその真相を巡るミステリー仕立てのスト―リー、招待された場違いなイタリア人修道士の存在をキーとしてストーリーが展開しま…

壮大な祝祭劇と一見客に優しいショー@宝塚月組『鳳凰伝』-カラフとトゥーランドット-/『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』

今日は少し前の月組全国ツアー公演、「鳳凰伝/クリスタルタカラヅカ」のレビューをお届けします。だいぶ前にいつも通りそれなりの長さで書いたのに、昨日見たら消えてました、大ショックです、ナギナリコです。 グランド・ロマンス『鳳凰伝』-カラフとトゥ…

古典的名作だけどちょっと色々惜しい@鵜山仁演出 文学座公演『怪談 牡丹灯籠』

今日はとても久しぶりに文学座の公演を観てきましたので、そのレビューをしたいと思います。ナギナリコです、こんばんは。まずはあらすじから。 旗本飯島平左衛門の娘お露はふとした機縁で浪人萩原新三郎を見染め、恋い焦がれた末に焦がれ死に、乳母のお米も…

全体的にハイレベル。ただ…@宝塚花組新人公演『金色の砂漠』

宝塚専用チャンネルスカイステージにて、 昨年2017年年初に行われた「金色の砂漠」の新人公演が放送されましたのでレビューしたいと思います。 新人公演というのは、西→東での公演中にそれぞれ一公演だけ、すべて研究科7年以下の生徒たちによって行われ…

『プラド美術館展ベラスケスと絵画の栄光』2018@上野国立西洋美術館

ベラスケス、ってすきな方いますか? や、いきなりあれなんですが、わたしの周りにそんなスペインの画家がすきな人っていなかったな〜そういえば、と。 エル=グレコはいたかな、位。 わたし自身も、スペインの今回の展覧会で取り上げられていれる16世紀頃の…

花乃まりあ有終の美、明日海りおの代表作が誕生@宝塚花組『雪華抄/金色(こんじき)の砂漠』

今回は昨年2017年度の東京宝塚劇場のお正月公演、花組トップ娘役花乃まりあさんの卒業公演でもあった二作をご紹介します。「雪華抄」は読売演劇賞優秀賞受賞、菊田一夫演劇賞受賞の演出家、原田諒さんのショー作家デビュー作、「金色の砂漠」おそらく今宝塚…

幻の新公主演、宇月颯の魅力を語る@宝塚月組新人公演『ジプシー男爵 -Der Zigeuner Baron-』-ヨハン・シュトラウスII世 喜歌劇「ジプシー男爵」より-』

こんにちは。 月組男役スター 宇月颯さん kageki.hankyu.co.jp 現在東京宝塚劇場げ公演中の 月組公演 『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』 | 宝…

紅ゆずる、星組トップスターとしての試練の二作@宝塚星組『ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』

先日、菊田一夫演劇賞の選考結果が発表され、2017年に上演された『ベルリン、わが愛』の作・演出の原田諒さんが菊田一夫演劇賞を受賞されました。今回は昨年の公演になりますが、タイムリーなこの公演をレビューしたいと思います。ナギナリコです。 ミュ…

名匠スティーヴン・スピルバーグによる硬質で濃密な社会派作品@『ペンタゴン・ペーパーズ』

こんにちは、ナギナリコです。 映画は定期的に観に行きますが、たまに全然ノーマークの映画を観に行く機会があります。この作品はそんな時、出会った作品。ではご紹介します。 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』予告編 国家の最高機密文書<ペンタゴ…

爆笑必至のエンタメショー作品@シアタークリエ『GEM CLUBII』

「玉野和紀さん作・演出・振付の、時に爆笑、ワクワク楽しい、ショー作品・GEM CLUBⅡがシアタークリエで4/5まで公演中です。 玉野和紀 壮一帆 原田優一 中河内雅貴 東山光明 木戸邑弥 三森すずこ 多和田秀弥 本田礼生 松田岳 古田一紀 新垣里沙 『GEM CLUB Ⅱ…

小気味良い会話とマッケンナ・グレイスの名演が輝る@『gifted ギフテッド』

今日は少し前に鑑賞しました『giftedギフテッド』をご紹介します。数学の天才(ギフテッド)のメアリーと、その叔父フランクとのユーモラスなやり取りも楽しい、素敵な映画でした。 クリス・エヴァンス出演 映画『gifted/ギフテッド』予告 フロリダの海辺の街…

礼真琴、力強さを見せつける!佳作@宝塚星組『阿弖流為 –ATERUI–』

こんにちは。2017年の宝塚が打ち出した作品の中でもなかなかチケットが取れなかった話題作、礼真琴さん主演の阿弖流為、DVDを購入しました。チケットが取れなくて、でも好評は聞いていて、どんな作品かな、と思っていたんですが、好きな娘役である有…

しなやかさと力強さ@Bunkamuraオーチャードホール『DUNAS─ドゥナス』

こんにちは、ナギナリコです。昨日はお友達のお誘いで、こんなダンス公演を観に行ってきました。 www.bunkamura.co.jp フラメンコ界の至宝、マリア・パヘスと日本では森山未来主演の『プルートゥ』の振付でおなじみ、シディ・ラルビ・シェルカウイ。 この二…

真摯で誠実な傑作社会派作品@新国立劇場『赤道の下のマクベス』

こんにちは。今日は3月25日に初台新国立劇場での公演が閉幕しました佳作・赤道の下のマクベスをご紹介します。とても素晴らしく、全国公演が四月に兵庫、愛知、福岡であるようです。お時間のある方、とってもオススメです。では以下、公演情報とレビュー…

ちぎみゆが小粋に別れの挨拶、充実の雪組を実感@宝塚雪組『幕末太陽傳/Dramatic S!!』

今日はもうだいぶ前の公演になりますが、宝塚の伝説のコンビ、早霧せいな、咲妃みゆの退団公演にもなった二作をご紹介します。こんにちは、ナギナリコです。わたしにとって宝塚初観劇作品の主演だった思い出深い二人の公演です。 かんぽ生命 ドリームシアタ…

蒼井優のしたたかな名演技。彼女が知らないのは…?@『彼女がその名を知らない鳥たち』

今日は少し前、というか大分前、年明けに見た映画のレビューをします。 蒼井優さんの演技が興味深い、ちょっとしたラブミステリー映画です。 まあ、一言で言うと正月に観る映画じゃねぇ…(白目)ですが。 嫌な女・十和子、下劣な男・陣治、ゲスな男・水島、ク…

小池修一郎の座付き作家の妙、極まれり。誰でも楽しめる王道エンタメ!@宝塚月組『All for One』

今日は少し前の公演ですが、珠城りょう、愛希れいかコンビの月組の代表作のひとつどあろう、宝塚発・オリジナルミュージカルの傑作、『All for One』のレビューをお届けします。ナギナリコです、こんにちは。 三井住友VISAカード シアター浪漫活劇(アクショ…

「しっくりきた日常」。日本人のふつうの戦争体験@『この世界の片隅に』

先日、片渕須直監督の「この世界の片隅に」を滑り込みで観てきました! これが公開された年は邦画が盛況で、『シンゴジラ』『君の名は。』『この世界の片隅に』3本が特に評判が良かったように思います。 しかしそのどれもわたしは公開当時観ずにすごしまし…

朝夏まなとの正統性、静謐な美しき魂たちへの挽歌@宝塚宙組『神々の土地〜ロマノフたちの黄昏~/クラシカ

現在の宝塚において最も注目される演出家、上田久美子さんがまたひとつ、傑作を生み出しました。宙組7代目トップスター、朝夏まなとさんのご卒業公演でもあったこの公演をレビューしたいと思います。 ミュージカル・プレイ『神々の土地』 ~ロマノフたちの黄…