ENTREVUE BLOG

「ナギ」ですが時にはあらぶり「エンタメ」「すきなこと」について書く。演劇・宝塚・映画・本、アート・旅行等娯楽、趣味の話とたまにの真面目コラム。

演劇人は何やってもうまオモシロイ@パルテノン多摩 小ホール 徳永京子プロデュース「演劇人の音楽祭」

パルテノン多摩の一夜限りの楽しいコンサートに行ってきました!とってもたのしくて二時間ぐらいがあっという間。今日はこの、ユニークで楽しい催しについてレビューしたいと思います!

 

今、演劇界で注目を集める演劇人によるライブコンサート

「すごいお芝居をつくる人は、お芝居以外もすごかった」というのが、去年の『演劇人の文化祭』のキャッチコピーでした。
これを考えたのは、イラストならイラスト、歌なら歌が、それぞれのジャンルに取り組んでいる人と比べてもすごいですよ、という気持ちからでした。ところが昨年、ステージ袖でライブを観ながら私は「この人たちの筋肉は、やっぱり演劇の血で動いている」と思うに至ったのです。なぜなら、どのバンドのステージも構成にストーリーがあり、しっかりとショーアップされ、聴きごたえだけでなく、見ごたえが半端なかったから。
 というわけで「演劇人の音楽祭」は、演劇人ならではのフックが効いた、他にはないライブです。前回に引き続き出演のロロ、FUKAIPRODUCE羽衣、新たに参戦するキマラズfromハイバイ、そしてDJとして会場を盛り上げてくれる坪田塁。GW前夜、
演劇人たちの舞台とは違う顔と、演劇人だからこその盛り上がりを体験しにいらしてください。 (徳永京子)

【出演】
ロロ
キマラズ(岩井秀人 平原テツ 梅里アーツ(丸福ボンバーズ) 石橋菜津美 伊藤沙莉 種石幸也 他)
FUKAIPRODUCE羽衣(深井順子 日髙啓介 鯉和鮎美 高橋義和 澤田慎司 キムユス 新部聖子 岡本陽介 浅川千絵)
坪田塁(DJ)

「演劇人の音楽祭」とは?
2017年3月の「演劇人の文化祭」は、演劇に豊かな才能が集まっていることを演劇以外の表現で証明する世界初のイベントで、展示会、音楽ライブ、講座を実施し、演劇人魅力を多角的に紹介しました。音楽ライブは「文化祭special LIVE!」と称し、ロロ+EMC feat.いわきっ子、山田佳奈(ロ字ック)×演劇と人、大谷能生+中野成樹 feat.みずうみのとなり、FUKAIPRODUCE羽衣が出演しました。

演劇人の音楽祭 多摩市立複合文化施設[パルテノン多摩]

 

プロデューサーの徳永京子さんは普段は演劇ジャーナリストとして各種媒体でご活躍されています。演劇ファンなら、彼女の劇評等、各所でのご活躍を見たことがある方も多いのでは。

twitter.com

パルテノン多摩とはかかわりが深く、これまでも色々なイベントをされています。今回は昨年に好評だった「演劇人の文化祭」に続いての企画。

演者は小劇場ファンなら、ふおお豪華!という思う人選ですよね、ぜいたく!

客入りは坪田塁さんがDJを。

そしてロロ→FUKAIPRODUCE羽衣→キマラズの順にだいたい30分位かな、それぞれの持ち場があります。

まずはロロ…

ロロ | official WEB

かんたんに言うとSMAPパロのライブです…笑

5人のメンバーの「あの」謝罪会見からはじまり、10年ぶりに再会した(架空グループ)SMAP、という設定。最初に歌う曲が、正式タイトル忘れちゃったんですが、『朝日を見に行こうよ』『夜空の向こう』足したみたいなタイトルで曲調はなんだか『シェイク』っぽい…??途中に色々SMAPの過去作を彷彿とさせる歌詞が出てきます。そして「メリーさん」を呼んでトークイベント。ここでロロのメンバーではあるんですが、SMAPの中居、木村、吾郎、剛、慎吾役だとわかる。ロロは女性もいるんですが、そんなのおかまいなしにそういう設定ですすむ笑 メリーさんもメリーさん。で、新しい地図がどうなったとか、それぞれがコメディアンやってる、劇団立ち上げた、でも失敗した、花屋やってる、柴犬カフェやりたい、等、どこから突っ込んでいいのかな…?みたいなネタを入れまくる。途中であの!森君の!24時間テレビ伝説のお手紙朗読場面が…!~~が合わさった「森且行」という概念より、って笑 ラスト、最後の曲として歌ったのは「夜空のムコウ」パロ。「らいおんハート」も入っていたかな?これがね~聞かせる。途中に、それこそ、ままごと「わたしの星」みたいな、星にまつわる芝居がかった場面が出てきます。で、また「夜空のムコウ」。なんかこうすんごい似てるんだけど、微妙にメロディー違う、みたいな絶妙な感じの歌でした。演劇集団なんだから、芝居がかった場面もタノシイ。

 

次に深井さんとこの羽衣…

FUKAIPRODUCE羽衣 公式サイト - FUKAIPRODUCE羽衣 公式サイト

ナチュラルなロッカー?という設定の元、深井さんと日高さんが割と中心だったかな、ライブ形式な感じで。

なんか思い出そうとするとよっ…よく思い出せないぞ…!?みたいな歌が多くてだいぶ面白かったんですが、野菜炒めとの肉野菜炒めの歌、アボカドをわさび醤油で食べる(ラップ調)ですとか、現代世界への批判性にみちたブルースで、「母親が生きているなら思い出を語るな」「日記に日付を書いているなら哲学を語るな」「人間ならば戦争を語るな」「他人と信じる神が違うなら宗教を語るな」(意訳)って男性四人メンバーで歌ったり、「セックスエンドレスワンダーランド」(だっけ?)という下ネタでしかない歌を深井順子さんと日髙啓介さんで歌いまくるとかね…笑うしかない…!!深井さんの勢い、ってかオツヨイ感、埋もれない強烈なキャラクターと押し出し、スゲェ。日髙さんもお歌上手いですよね~あと女性人中心の場面もありました。

 

キマラズ(岩井秀人 平原テツ 梅里アーツ(丸福ボンバーズ) 石橋菜津美 伊藤沙莉 種石幸也 他)は追悼ライブみたいな感じで

ハイバイのホームページ

 若干不謹慎ネタ、っぽくて、なんだかどうしてパジャマ着ているんだ、とかそもそもよくわからなかったのですが(つまりうまく説明できない)ロッカー?っぽく顔面にライン入れたり色いれたりしている方もいてなんだかおかしみがありました。

 

全体的に歌が上手い人が多くて、キホンみんな演劇人なんだけど、ライブコンサートとして楽しかった!そしてやっぱり歌というのは、そもそも音外さない、とか技術もあると思うんですが、「芝居心がある歌」になっているのがめっちゃ演劇人だからこそで、だから、とっても聞きごたえがある内容となっておりました!

深井さんの下ネタとか、ロロのSMAPネタもダダすべりしないのが、手腕なのかなあ。すごいね。構成としては徳永さんが最初と最後にご挨拶されて、3組が場転入れながらやる感じなんですが、それでもちろんとっても楽しかったんですが、最初と最後、転換を上手くつなげる、とか客席全体をうまくのせる、っていうのはもうちょっと考えてもいいことなのかもしれません。わたしはそんなことはなかったし、客席も身内感、というか各キャストのファンや演劇ファンだから出来るのだと思いますが。でも徳永さんは演出家ではないしな~!

とにかくカテコ入れて2時間くらいでしたが、うおっ、もう終わり…という、各々テンポがあって、個性的な楽しい公演でした!本当お芝居やってる人は多彩な方が多いんだなあ。しゅごい。パルテノン多摩(多摩センターにあります)と徳永京子さんのイベントは何度か足を運んでいますが、そのどれもがクオリティ高く、満足度が高いんです。(しかも安価だったり…)今回も、とっても楽しかったです!平日夜、多摩センターまで行ったかいがありました!笑

 

ぜーーーったい来年もまた、同種のイベントやって欲しいです!!

ナギナリコでした~

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これぞ親子で楽しめる王道名作ミュージカル!@新国立劇場 丸美屋食品ミュージカル『ANNIE アニー』

GWに、週末に、平日でももちろん観て欲しい!古典的人気ミュージカル、『ANNIEアニー』を初めて観劇しました!そしてもう大感激でした!今回はそのレポをしたいと思います!

 丸美屋食品ミュージカル「アニー」

わたしが観劇したのはチームバケツ。

新井夢乃 尾上凜  歌田雛芽  音地美思  田中樹音  山下琴菜  藤田ひとみ

大川 惺椰  大谷 紗蘭 大星 優輝 齊藤 芯希 平井 蒼大 山中 莉緒奈 

もう、このアニー役、 新井夢乃ちゃんがまさに!「アニー」!アニーをちゃんと観たことがなくても、トゥモローを始め、劇中の名曲、名場面の数々が思い浮かぶ方、多いのではないでしょうか?そして、アニーと言えばくるくる赤毛で、元気で、明るくて…ってイメージ、まさにその「アニー像」に合致する、そんなアニー!!

明るく元気、聡明。皆んなを巻き込む力強さと求心的な魅力。11歳だから時に大人びてみせるのだけれど、11歳だから、まだまだ子ども。そんなアニーのこまっしゃくれた部分はちょっと生意気に、11年間両親の迎えを待つ一途ささは子どもらしく純真に。きちんと、芝居として役づくりし、綺麗なソプラノを歌いあげ、大人キャストとやり合う。でもしたたかと言うより、子役芝居でもなく、本当きちんと役者として作り上げている。その巧さにうなりました。ウォーバックス役藤本隆宏さんは続投だそうですが、アニーを包み込む懐の大きさ、紳士ぶりが素敵。グレースの白羽ゆりさんは、声から「美人」!もちろん本人も美人!「映画」アドリブで客席を沸かせていました。実はかなり美味しいキャラクター、孤児院長意地悪ハニガンは辺見えみりさん。正直芝居する人の印象はあまりないですが、地声でしっかり歌える。ハニガンの実年齢は映画のキャストのだともっと歳上だったかと思いますが、辺見えみりハニガンは35オーバー位、まだまだ「現役」のコケティッシュがありましたね。あとは青山劇場時代から続投(と聞いた)の執事役さん(お名前失念)と矢部貴将さんが上手くて目立ってました。チャーミングな執事のおじ様と、歌ウマさん。アンサンブルも色々縦横無尽にうまい人ばかりだったな〜〜。

 

演出としては割とオーソドックスな路線ですね。特段珍しいことや奇抜なことはやっていないけど、ちゃんと初見でも楽しめる。今回から演出家が変わったそうで、山田和也さんは、三代目かな。わたしはアニーと言えば、昔実家にあったビデオテープ、ミュージカル映画版のアニーでしたので、舞台版だとふおお、こんな風にかわるのか、といった点が面白かったです。例えば、旧映画版アニーには、「フンジャブ」と言うオリエンタリズムの象徴、みたいな召使いが出てきて、彼がクライマックス、大活躍してアニーを危機から救い出します。あとウォーバックスとグレースのくだりももう少し何かあった気がする(小学生の時の記憶なので曖昧ですが)。

アニー スペシャル・アニバーサリー・エディション [AmazonDVDコレクション]

最新の映画版はアニーの人種が変わったことで話題でしたよね。近々こちらも見たい!

アニー(字幕版)

2018年山田和也演出、舞台版は割とコンパクトに、シンプルに、悪者は悪者としてわかりやすく、アニーに両親を巡る事件も公権力を使って鮮やかに解決!でした。(本はこれまでの演出とそんなに変わらないのかな?)

あ、逆に、映画版では全然気づかなかった(忘れた?)のですが、アニーはアメリカ1920年代が舞台、フーバーからルーズヴェルト大統領に政権が変わり、社会が劇的に変化していった時期の作品。世界史でおなじみ、ルーズヴェルトニューディール政策がこんなところで出て来ようとは!困窮にあえぐホームレスの民衆達のシーンもありましたし、意外とただのハッピーな子供向けミュージカルではなく、社会的な作品です。

こういう政治に対しシニカルで客観的な視線を入れているのが、いかにもアメリカ発ミュージカルっぽいです。

 

客席に普段劇場で見かけないような小さな子どもも多かったので、これくらいシンプルでユーモラスでコンパクトな方形がいいのかも。

 

もう少しだけ、5/7、GW末まで公演もありますし、親子で観るにも、一人でも、観劇慣れしていないような方にもオススメ出来る、王道ミュージカルです。わたしが行った回も、当日券の販売がそれなりにあったようなので、気になってる方は是非おはやめに!

寂しい時も苦しい時も憂鬱な時もいじわるな人がいる時でも

「トゥーモロー!!トゥーモロー!!アイラヴヤートゥーモロー!あしたはしあーわーせー!」

と歌って(心の中ででも)あの孤児たちのようにたくましく生きぬきましょう!

トゥーモロー!ナギナリコでした!

 

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突然ですがわたしの好きな宝塚スターさんをブログで語り倒します。その③~有沙瞳さん~

もう五月ですね。

宝塚市では星組の初舞台公演が開幕しました。東京日比谷では月組公演が閉幕間近です。今回はわたしが星組で好きな娘役さんをご紹介します。

ちなみにこのシリーズ、前回と前々回は男役さんをご紹介しました。

突然ですがわたしの好きな宝塚のスターさんを語り倒します。その①~七海ひろきさん~ - 『エンタメ ジャーニー』ナギ ナリコがエンタメScrap!

突然ですがわたしの好きな宝塚のスターさんを語り倒します。その②~珠城りょうさん~ - 『エンタメ ジャーニー』ナギ ナリコがエンタメScrap!

 

では。わたしが注目している星組の新進娘役、有沙瞳さん。 

kageki.hankyu.co.jp

まだ新人公演の学年内、これから研7の娘役さんです。

簡単な経歴をご紹介。

98期として歌劇団に入団、組回りを経て、雪組に配属。主な作品に『一夢庵風流記 前田慶次』の新人公演ヒロインまつ、早霧せいな、咲妃みゆのプレお披露目公演 『伯爵令嬢アンナ、月城かなと主演バウ『銀二貫』 のヒロイン真帆、2016年末の「私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest HITS!」後、星組へ組み換え、紅ゆずる、綺咲愛里のトップコンビお披露目「スカーレットピンパーネル」に出演。『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』のマリー、新人公演ヒロインのマルグリット、礼真琴主演『阿弖流為 –ATERUI–』 のヒロイン佳奈、専科轟悠主演『ドクトル・ジバゴ』のヒロインラーラを演じる。

 

みほちゃん、くらっち(有沙さんの愛称)の魅力…まず彼女は古典的な娘役さんらしい娘役さんなんです。情感ある歌も歌えるし、お芝居も出来るし、美人さん。でも素顔は「なんて可愛いの♡」って感じの娘役さん。

わたしが彼女に注目したきっかけは雪組『伯爵令嬢』でした。

この公演、日生劇場で前雪組トップコンビのプレお披露目公演だったのですが、まだ当時研3?程度の有沙さんに与えられた役が通称「スリのアンナ」。もう古典的な少女漫画の悪役キャラで、貧しい暮らしをし、見た目も容赦ない…描き方。孤児院育ちの主人公コリンヌと客船内で偶然知り合い、彼女が実は伯爵令嬢(の娘)だったと知り、海難事故をきっかけに入れ替わる。そして偽の伯爵令嬢として振る舞い、数々の豪遊や悪事を繰り返す…。

って改めて書いても、すっげえ役だな…「悪の悪」でしかないキャラで、少女漫画の方もそんな救いようもないテンプレ「悪女」キャラです。

このみほちゃんが演じたアンナが上手くてね~!!

宝塚のことまだ全然知らなかったので、アンナの役の人うまいな~そばかす描いているけど美人だな、って。のちほど宝塚のシステムを理解し下級生娘役が演じるにはすげえ役だと知りました…!

宝塚には「宝塚の娘役」というある種の固定化されたイメージがあって、基本的には美しく、かわいらしく、けなげで、男性(男役)に寄り添う、古典的な女性像を演じることが求められます。で、そういった役に当てはまらない役、例えば、よくあるあるなのが娼婦ですとか、歳のいった女性、男前な女将さん、このアンナのような悪女は、娘役の中でも「女役」タイプの、特に上級生娘役や時に男役が「女装して」演じることが多い。下級生の期待株の娘役にはあんまり任せないんですよ、こういう役。キャラクターも強烈ですしね。路線(トップ候補)娘役にはイメージが大事。

ちょっと説明的になってしまいましたが、そんな大役を研3にして任せられた有沙瞳ちゃん…いや~~振り切ってましたねえ。本当すっごく上手かったもん。悪役ってその人のこと、「本当あいつ嫌なやつ!」と客に思わせたら成功じゃないですか、なんならその役者自体を嫌いになる、嫌なやつだと思うくらいの勢い大事。

わたし元々「伯爵令嬢」の原作が好きでして、宝塚を観劇したんですが、とっても感激しましたね、アンナすっごい!って。

基本的にわたしはお芝居心がある役者さんがすきなので、タカラジェンヌでも男役娘役問わず、それは同じです。有沙ちゃんも芝居心がある。そしてその清廉さが魅力かな。

 

日本舞踊も嗜まれているので日本物の所作も綺麗ですね。もうね~正統派の美人さんなんですが、声が綺麗で、雰囲気が本当可愛らしいんですよ!あと星組に来てから、ぐっと!あか抜けましたね~!雪組という朴訥で古典的な印象の組から、ゴージャスで現代的な星組に。組替え後のスカピンのマリー、オーディションで勝ち取った新公ヒロ・マルグリット。そしてすでに現二番手の礼真琴の相手役や、専科のトップオブトップ轟悠の相手役も務めおり、

nagi-narico.hatenablog.com

池田泉州銀行のイメージガールまで(前任伶美うららさん)!

池田泉州銀行

実力としては申し分ないですし、最近「娘役力」が益々あがっている印象で、ご本人も意識されているのかな~?元月組トップ娘役、彩乃かなみさんがお好きだそうで、そういうところを目指しているのかな。かわいいよ、みほちゃん。

どの公演もしっかりしたレベルのものを下級生にして見せてくれますので、これからも楽しみ。星組での場面や役柄でのピックアップも多いですし、娘役としてはもう星娘では二番手格ですね。…ひとつあげるとしたら、これからもし今以上のポジションを…となった時に、その相手役に選ばれる、劇団側に選ばれる舞台姿、普段の姿勢等も見せられているか、だと思います。

結構薄幸系の役が似合う娘役さんで、百合やマーガレットみたいな清楚で清純なイメージ。でも、作品によってはゴージャスな大輪の赤薔薇にならなくてはいけないこともあると思うので、そこかな!

これからも可愛い有沙瞳ちゃんを愛でて応援します!

 

娘役さんももちろんすき!ナギナリコでした~~

 

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わたしは「努力を軽視する人間」「学びを軽視する人間」を絶対信用しない。

 

お題「どうしても言いたい!」

 

みんな努力をしたくない、でも…

 

わたしは「すぐ出来る」系の話を絶対信用しません。

もう「誰でも」「すぐ」「かんたんに」とかいう広告、テレビ番組、アヤシイ自己啓発本、世の中に溢れていますよね~。

かなしいかな、「楽したい」のが人間のさが、人間どうしても「楽したい」。

そして「努力したくない」「頑張りたくない」、

でも「じぶんの好きなことをしたい」。

 

だから交通事故に合う確率よりも低い当選率の宝くじを買うし、「なんちゃらダイエット」が流行るし、ホリエモンの言うことを信じてホリエモンの乱発お手軽自己啓発本を買うんですよ。

 

わたしはそんな大金を持ってもいない、へなちょこな情けない人間ですけれどね、

それでも言えるのは、「努力を軽視するやつにろくなやつはいない」です。

わたしが著名人や有名人の人間性を評価する際の「評価軸」として重視していることに、「努力を軽視していないか」「学びを重視しているか」というポイントがあります。

いいですか、自分が恵まれている、「持っている側」(権力者、強者)であるのに、「すぐできる」「かんたんにできる」系の話をするやつはですね、ただのバカか、逆に自分がバカなことに気づかない「超バカ」を利用して金稼ごうとしている人間か、どっちかですよ。

芸能人とかも言ってみればそうですよね。広告業界とかもね。

 

 

資本主義ビジネスモデルの餌食になるな

もともとスタイル、容貌も良く、お金も地頭も結構ある人間がすすめる「お金」の話、健康の話、「かんたんに痩せられました!」「お金が稼げました!」「こんなにキレイになりました!」「この商品すごくいいよ!」「頭が良くなりました」「難関大学合格しました!」「病気が治ります」

何故信用できるのか?参考に出来るのか?

その商品の広告、誇大ではないか?理屈とおってないよね?顔、ライトや表情の作り方でごまかしているけど、元々綺麗だよね?勉強してないだけで進学校出身だよね?おかしくない?

って話です。

マスメディアは、よく言われることですけど「一番バカ」「一番底辺」=レベル(経験値)が低い 人間にもわかるように作ります。

ホリエモンの本を読んでるのは、キホン、普段本を読まない人たちですよね。ホリエモンが楽して金稼いだ、と思っている人たち、「お金持ち」は皆なにか「卑怯なこと」をして金を稼いでいる、「楽してお金を稼ぎたい」と思っている人たちですよね。

健康の話なんかも、断定的な言い方をするのはおかしいことの方が多い。

化学調味料が体に悪い、○○色の食べ物は食べるな、××食べると痩せる。

食や病気という、人の原始的な問題、生命維持にかかわる大切なトピックについて話すのに、どうしてそんないいかげんなエビデンスと思う訳です。

しかも理系ではない、かつて数学2取った私でさえ思うんですから、なんかきっと色々ちょろいんだろうな…そういう商法…って感じですよね…

 

美容についてもそうです。

特に女性について、コンプレックス商法、「結局女は顔」「若さ」という「間違った」「歪んだ」固定観念を植え付ける。

そうして「脅迫して」、「固定観念」を潜在意識に植え付け、流行の服を買わせる、化粧品を買わせる、無理なダイエットをさせる。

しかもひとの根源的な「楽したい」欲求、欲望を利用して、ものを買わせる、訳です。

その商売の背景にどういうビジネスモデルがあるのか?どこが儲かるのか?みたいな視点ってとっても大事だと思うんです。そういうのに踊らされてはいけないよ。

 

社会的成功者は皆必ず努力家である

わたしは経済評論家の勝間和代さんが結構すきなんですが、彼女はとーーーっても努力家で真面目ですよね。バイタリティも相当すごい。常人のそれじゃない。その上で、ゼッタイに「きちんとした努力をする道筋を示してくれる」んですよ。勝間和代さんみたいな凄い経歴で、お金も持ってる方は自分とは住む世界が違う、と思っている方多いかと思いますが、彼女の数々の著作は本当そういうスタンス、「きちんと努力して成功し、人生を充実させるためには」みたいなことを「理論的に」「わかりやすく」書いている。だから好きです。キホン、ゼッタイ努力を軽視していない。

ホリエモン、ロンブーの淳、わたしは嫌いですが、たぶん彼らは実際あったらめっちゃいい人だろうし、めっちゃ好きになると思いますよ。わたしが彼らを嫌いなのは、自分がどういうことを求められているか、しっかり理解する賢さ、知的さを備えていて、それに自ら乗っている、例えそれが誇大的なものでも、「わかっていて」じぶんのキャラクターをそう演出している点です。そういうしたたかに、でも泥かぶりません、これが素のじぶんです~みたいな感じ、嫌なんですよ。彼ら、めっちゃ努力してるじゃん。その上で他の人が気付かなかったビジネスチャンスをものにしてたり、なにか仕組みを編み出した人ですよね。

世のお金持ち、著名人、みんな、確かに自分とは能力も住む世界も違う人かもしれない。でも、何かしらの努力をしていない訳ではないです。まず前提として、努力しているから、学んでいるから、成功しているんですよ。

 

 

 本来努力とは辛く苦しいものでも机上でやるものでもない

努力のイメージってひとによって違うと思うんですが、努力って機械みたいに我慢して「机にカリカリ向かってやる」ことだけでも、「辛く苦しいことでもない」んですよ。

本来の努力はむしろ、ありとあらゆる場面で存在しているし、ちゃんとした努力をしていると、むしろ「努力は楽しいものでしかない」んです。

常に、「現実」にリアルで冷静な目線を持っていて、

「自分が成長するためには何ができるか」

「今この世界はどういう風に動いているか」

「自分はどういう状態、どういう人間なのか」

「あの人はどういう人なのか」

そういう客観的な視点をしっかり持っている。

そういう見方をして分析するのは単純に楽しいですよね。そして、そういう思考をしていると、お金も稼げたり、例えばモテたり、何かのジャンルで成功出来たりする。しかも、ある一定のレベルになるともう、加速度的に「資産」(いろんな意味です)というのは増えていくので、もう楽しいことしかないですよね。最初だけ、ちょっと机でカリカリやったり、ガミガミうるさい人の下で働いたり、そもそも運動不足だったら身体が作れていないと鍛えたりしなきゃいけないんですけどね。

もう一般人レベルだったら全然それでおっけー、お金も少しは稼げるようになるし、才能を発揮できる。意識してやってれば、無意識に出来るようになって、それこそ楽して出来るようになります。みんなちゃんとしてないからね。

nagi-narico.hatenablog.com

 

いかかでしたでしょうか。

ちょっと色んな話題がとっちらかっちゃった気がしないでもないですが、要は、ちゃんと、人生をよりよくするためには「適切な努力」が必要です、もう「楽して稼げる」「楽してモテる」は信用してはいけないよ、それはどうしてか、っていうのを軽く書いてきました。

努力をできない人間は、努力をしている人間に「利用されます」。良いカモ、ってやつです。その構造は、こちらも努力して、その人より何かしらの面で賢くなり、何かしらの「資本」「資産」「蓄え」「価値」を持たないと、覆せない。

そうしたら…永久に搾取される側、利用される側、疲弊する側なんですよね。

まあ、前も色んな言い方で言ってきた(書いてきた)と思いますけれど、本当そう思います。

努力しないとダメだよ。

やっぱり人間毎日幸せになったらいいと思うし、なりたいですよね。

せっかく生まれてきたんだしね。

だから、そのためにもまず「努力を軽視する」姿勢には疑ってかかりましょ、ってことです。

あなたはどちら側ですか?努力する人ですか?楽したい人ですか?

 

…うん、なんか嫌な文章書いちゃったな、とりあえずここまで!ナギナリコでした~! 

 

追記:

読者登録してるブロガーさんがいいね~!ってブログ書いてたのでこちらからもリンク貼っておきますね。

oreno-yuigon.hatenablog.com

 

おひとりさまの休日に居心地のいい街を探そう!その②~各地のフリーマーケット・蚤の市を訪れる~

 

お題「ひとりの時間の過ごし方」

 

GWはじまりましたね。

今日は地元近くのフリマ(フリーマーケットに)いってきました!(というか出店側)

おひとりさまにはフリマ、良いですよね、小さい子がいるお母さんにも強い味方です。

前回は渋谷・青山について書きました。

nagi-narico.hatenablog.com

 

今回は特定の場所ではなく各地でにぎわっているフリマ、蚤の市について。

まずフリマ、蚤の市などのマーケットなども、かなり広まっていて週末全国各地でやっています。「おひとりさま」にとって…というかフリマに参戦する人すべてにお約束ですが、まず「朝イチ」でいくこと。「おひとりさま」なら尚更身軽に、なんならまだ荷解きしている方がいるような時間帯に行くのがオススメ。

理由:

①堀だしものは朝イチが勝負

②人が少ない方が買い物が楽

だからです。

朝イチは出店者の他に、いわゆる「プロ」「せどり」「転売」ねらい勢が来ますので、(荷解き待たずに手に取ったりする)まずレアだったり、ブランド品、お値打ち価格のものはそういった勢力にやられます。

だから、別に転売目的じゃなくても、フリマで掘り出し物を狙いたいなら、とにかく早く行くこと。

場所としては駅チカ、都内で広いスペースがあるところは、ふらっと来る方々も多いので混みますね。出店数自体は減りますが、都心から、駅からちょっとアクセスしづらいところだと、出店数自体もかなり少なく、商品数、質もまちまちですが、都心よりはお値打ち価格だったり、堀だし物が見つかる可能性もありです。

立地がいいところだと(こっそり)ハイエナのような集団が来たりするので…まあ売る方としても…多くがじぶんが気に入って買ったものだから、転売屋より愛用してくれそうな可愛いお嬢さんに買ってもらいたいじゃないですか(別に言わないけど)。本当フリマ慣れしているアコギな交渉してくる方とか来ますけどね!こちらとしては出来れば「もの」として愛用してくれる方に「それなりの価格」、学生さんならお安くしますよ、って感じでいきたいので…ああ…このおっさん、これメルカリかヤフオクで売るのかな…って人にあまり売りたくはないですよね……(まあ高値なら考えますけど)

 

今、全国各地でブームの蚤の市について。

第13回東京蚤の市 | 2018.5.26.sat > 5.27.sun

赤坂蚤の市 in ARK HILLS | アークヒルズ - ARK Hills

など、基本的に厳選されたプロ、ネットや実店舗等、お店もちの方も多いです。

そしてお値段もフリマと比べ、それなりにします。もう貴重なものは新品よりずっと高いですし、基本的に買い手は「お金を持っている方が楽しめる」場所。掘り出し物を見つける、って感じの気楽な価格設定ではないものも多いので、そこはじぶんのお財布と相談で。素敵なものは本当素敵ですけどね。日本では絶対にお目にかかれないような細工のものはやはり、イギリスやフランス等が本場です。ただ中には素人かな?みたいな状態の悪いものをいくら買付、手間賃がかかっているといはいえこの値段で…っていものもありますね。

個人的ポイント:

・商品の状態(特にアクセサリー系はピン等金具がしっかりしているか、裏側、隅も綺麗か)

・値段(ぼったくりスレスレいってない?材質、細工の出来にも拘りたい)

・デザイン(お気に入りとして愛用できるか?)

・店のタグに騙されない

です。

そんなに状態のよくない、大量に仕入れた二束三文のものを、綺麗にラッピングして、結構なお値段で大量に売ってるところもありますからね。大量に出していると雰囲気にアテられて、結構買っちゃいそうになっちゃうんですが、お値段が適正か、注意。

そういうところは見てるとなあんとなくわかってきます。お気に入りのブロカントさんやバイヤーさんが見つかるとヨイですね。

古着や雑貨、家具なんかはアメリカや東ヨーロッパ系のものでも楽しい。

場所は地価が高い場所は高い

というか、高くても買う人がいるので、高くしてくるお店もありますね。そもそも品質が良く、本物志向な高いものを売るお店なことも多い。ハンドメイド系は素材自体は安くても、唯一無二の素敵なデザインなら、高くてもちょっと考えちゃう場合も…

わたしはやっぱり下町的なところがすきです~

世田谷ボロ市なども行きます。

http://www.setagaya-line.com/trip/boroichi/

 

そんな感じで!GWも各地で行われるフリマや蚤の市。

定期的に出掛けると楽しいですよ!良いお買い物ができますよう!

ナギナリコでした~!