このブログの目指すところ。
ありがたいことに3月に開設したこのブログ、ジワジワと見に来てくださっている方が増えています。リーピーターの方も。いつもありがとうございます。
今日はじぶんの考えの整理を兼ねて、ちょっとした雑談です。
このブログは、私こと「ナギ ナリコ」が「じぶんの好きなこと」をひたすら語るブログです。
が、もう少し具体的に言うと、以下のことを目指しています。
- 特に宝塚をはじめとした舞台芸術、映画、アートについて、観たことある人も観たことがない人も楽しめる、行ってみたくなるようなわかりやすい文章を書き、その魅力を知って貰う。
- 初心者からある程度見識がある人向けに、ただのファントークだけではなく、そこそこの内容の「評論っぽい」文章を書く。
- わたし自身が色んなテーマについて書く(語る)ことで、じぶんを見つめ、じぶんについて知り、色んな分野の見識を深める。
なので、プロではないけれど、いわゆる萌え語りや感想文よりは、もう少し客観的な考察したり分析したり、きちんとした評論ではないけど、「それっぽい」ものを書いていきたいんです。感想と違うのは、直観的な自分の思いだけではなく、客観的な説得力を持った理由がある程度書けているか、だと思います。
いまのわたしは、あんまり文章力がないのと、まあ時間もあまりないので、じーっくり考察云々は技量的にも時間的にも難しいのです。が、人様にお見せする以上、共感だけではない、何かの視点や洞察を提示出来るような、読み応えのあるものを書いていきたいんです。
いまはまだちょっと、型にハメて量産してる感じなんですが、最終的にはそういう風にしていきたい。
まあ、ただの一般人が、特に宝塚に関しては俄かが何を、って感じですし、中には「評論家気取り」って思う方もいるかもしれませんが、評論家気取りでいいんです。まさに、目指すところ。どんとこい(?)です。
ただあまりにも評論家スイッチが入り過ぎると、萌え的な見方や萌え語りもしにくくなくなっちゃうので、そこは柔軟な感じで。
なんでそういうことを思ったかと言うと、宝塚にハマって観劇し始めた時に、
沢山の人がブログをやっているのを見て、「凄い!観劇ってマイナーな趣味について書いている人がこんなに…!」と感激して随分お世話になったんですが、いわゆる宝塚に対しての「外部」に比べ、評論を書いてる人が少ないな、と感じたからです。居ない訳ではないですよ、でもそういうサイトを運営している方は検索で上の方にきたりはしないんです。SNSもやっていなかったり。
演劇、ミュージカル鑑賞って趣味の中では本当マイナーで、そもそもの観客の人数が少ないのと、年齢層も高めなので、普通に更新しててもアクセスなんて全然ないんですよ。昔やっていたブログがそうでした。
だから、毎回観劇後ブログをアップしてる方、劇評のサイトを運営してる方、って少ないです。日記のついでにたまにちょっと書くか、みたいなスタンス。あとは俳優のファンサイト。
でも宝塚はブログ村やアメブロで専用カテゴリーが出来る位、観客が多い。そしてブログやサイトを運営している方もとても多い。演劇系のブロガーではほぼいない、アフィブロ、いわゆるアフィリエイト等で広告収入を得るためにブログ書いてる層も、(他のテーマに比べたらそんな数ないですけど、ブログ村のランキング上位とかに)います。まとめサイトにも日夜勝手に(著作権グレーの)まとめが作られています。
だからわたしは、プロでも素人でもない、中間か、頑張ってちょいプロにいかない素人、みたいなポジを目指そうかな、と。
演者に気持ちが移ると、どうしても、「駄作だけどみんな頑張ってる…!」なんて感想になりがちで、それは共感できるんですが、だったらこの演目のどういうところが駄目なのか、どうしたら良いのか。この役に、この場面に相応しい芝居はどんなものか、演出はどうか、みたいなことも素人ながらですけど、語っていきたいんです。
私自身、自分にちょっと負荷かけると頑張れるし、成長できるかな、と。
1000字程度でテキトーに公式やSNS上からから画像取ってきて、5分で書けるコピペみたいなうっすい記事量産して、主語を大きく、スキャンダラスなことを毒舌っぽく断定口調で書いてけば、もっとアクセス数簡単に稼げそうですけど、それはしたくない。
おのが良心と、良識にのっとり、なりたい自分になるため書き、あわよくば宝塚や、他の素晴らしい演劇やミュージカル、アート、映画等、文化的なことに関心がある方をほんの少しでも増やすことができたら嬉しいな、って思います。
以上が今このブログの目指すところです。
わたし自身も色んなブログやサイトめぐりをして文章を読むのが好きですし、個人でも優れたブログやサイトって、新聞や雑誌、書籍に劣らないような充実した情報を提供してくれますよね。願わくば、わたしのブログも誰かにちょっとした何かを提供できますように。
そんな風に考えて、ブログをやっています。
今後も「すきなこと」探しの旅に出る。ナギ ナリコのエンタメScrap!
をどうぞよろしくお願いします。
ナギ ナリコ Na.