突然ですがわたしの好きな宝塚スターさんをブログで語り倒します。その②~珠城りょうさん~
わたしが好きなスターさんを語り倒すシリーズ、第二段?です。
第一弾は七海ひろきさんを語り倒しました。
今回は現月組トップスター、珠城りょうさんを取り上げます。
珠城さんは2016年、研9という異例の若さ(宝塚歌劇団に入団して、9年目)で月組トップスターに就任。あの天海祐希さんに次ぐ若さでの就任です。(これにはファンとしては色々見知っていることがありますが、また機会があれば。)
わたしの宝塚の初・本拠地遠征はそんな珠城さんの大劇場お披露目公演『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』。
『グランドホテル』という演目を観たのは、実はたまたまで、先述の七海ひろきさんのバウホール初主演公演を観に宝塚に行くことにしたから。その時期お隣の大劇場でやっていたのが、月組新トップ珠城さんの披露公演だったのです。
正直、たまきち(珠城さんの愛称)の男爵は歌や技芸の面では今一つでした。あとちょっと色々あか抜けないかな~と(ごめんなさい)
でも、瑞々しく若々しくて、男爵って魅力的だな、と思ったのを記憶しています。
グランドホテルという演目は、もうずいぶん前にブロードウェイで上演された演目なんですが、いわゆるドイツ・黄金の20年代のベルリンの高級ホテルを舞台にしています。音楽も舞台転換もスタイリッシュ、登場人物も味わいのあるキャラクターで、古さを感じさせない。とても好きな演目になりました。
うってかわって併演のショー、カルーセル輪舞曲は明るく爽やかな幕開けで、とても良かった。宝塚のキラキラした舞台と華やかさ、ライトの光の強さに驚きました!(グランドホテルは宝塚以外でもやる演目ですしね)
この公演が気に入った私は、急きょ東京での当日券に並ぶことにしたのです。
そしてこの公演がもっと大好きに。宝塚ももっと大好きに。
一回目の時はわからなかった、月組のメンバーの顔も名前も必死にぐぐって覚えました。(タカラジェンヌは芸名・愛称を両方覚えないといけないから大変なんです)
けれど珠城さんを本格的に好きになったのは、二作目の『All for One』のダルタニアンから。
珠城さんのその、瑞々しさ、健やかさ、朴訥さ、正統性に落ちたのです。
組子に慕われ、ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)という相手役に恵まれ、演目に恵まれ、月組の生え抜き(組替えという人事異動なしの)トップだからこその毎公演充実の座組み。
宝塚にハマりながら、珠城さんにもどんどんハマっていったのでした。(これが沼)
最初たまきち、って愛称で呼んでいたのに、いまは恥ずかしくて愛称で呼べない次第です(これは恋~?!)。
本音を言いますと、抜群の身体能力や体格、声質、顔つき等、男役としての資質に恵まれた方ではありますが、特にこれが得意、男役芸に秀でている、という方ではないと思っています。もちろんご本人はお芝居好きだし、身体能力があり、真ん中がしっくりくる佇まいをされますから、そこも魅力です。プライベートっぽい場面だとちょっとくだけた可愛らしい感じで、そこもギャップ萌えなんですよ!笑
ただ、研10以上、研15以上にもなるトップスターさんが多い中、大変若いうちに就任されたのでどうしても芸に若い部分はある。
けれど、珠城さんのみずみずしさ、健やかさ、爽やかさ、正統性こそ宝塚の王道のスター像だとも思います。
そうそう…前回の七海ひろきさんが彼氏にしたいジェンヌなら珠城りょうさんは夫にしたい(結婚したい)タカラジェンヌ、トップスターNo.1ですよ!!わかります?!あのまじめさ!朴訥さ!どこに出しても恥ずかしくない品行方正な感じ!!(机ばんばんばん!!!)
…珠城さんの現相手役、愛希れいかさんが『エリザベート』で退団することが決まっています。珠城さんにとって、宝塚の代表作、今一番の人気作、『エリザベート』で演じる黄泉の帝王・トートは今後のトップ人生の試金石になるでしょう。
そして愛希れいかさんが退団してからが、珠城さんのトップスターとしての第二章。これからどうなっていくのか、ファンの間でも色んな意見や思いがあるかと思います。
わたしはいつかきっとくるその日まで、珠城さんを応援し続けます。
なんだか珠城さんの魅力を語る、というよりか自分語り、っぽくなってしまいましたね!まあ、こういうこともあるでしょう、ナギナリコでした!