出来ることは、ただ、自分の人生を毎日生き続けることだけ。
こんにちは。
週末ですが、記事のストックも尽きてしまったので本日は軽めにを更新したいと思います。
長さとしては、ってことなんですけどね。最近思ったことを書きます。
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巷には「すぐできる」系の話があふれています。
これをやれば(買えば)「すぐ勉強が出来るようになる」「すぐモテるようになる」「すぐ痩せられる」という類いのことですね。
わたしは、基本的にはこれらのことを信用していません。
世の中それなりに見ていればわかるかと思いますが、人間の内面・外見の変化とういうのは急には起こりません。不意の事件・事故でもないかぎり、「三つ子の魂百まで」ごとく、わたしたちはなんとなく変わらないで、でも少しずつどこか変わって、少し成長したり、たまに後退したり、するんです。
テレビで「~で人生変わった!」みたいな話は、極めてレアケースだからトピックとして取り上げられているのであって、そう誰しも起こることではありません。
「~を食べたら痩せる」「~で病気が治る」もエビデンスが本当にしっかりしているのかな?巷にあふれる美容や健康に関する本や雑誌の特集、テレビ番組も、よくよく考えればあやしいものばかり。
「~すれば劇的に人生が変わる」もそう。
「劇的」「ドラマティック」なこと、「奇跡」はそうは起こらない。
これまでの人生、そういうことが簡単に出来なかったら(起こらなかったから)今こう(いう状態)なっているのであって、いきなりそうなることは難しいし、急に誰かがきて魔法の杖を振ってくれる訳ではない。
多くの人間にとって、「何か新しいことを始める」「すぐやる」「生活習慣を変える」「これまでと考え方を変える」ことさえ非常に難しいことです。
超人的な経営者やスポーツ選手、有名人だから出来、結果が伴ったことであって、そこそこの能力しかない人間には難しいことばかりです。「成功者」の体験談ばかりクローズアップされ、「敗退者」のそれについてはほぼフォローされないせいもあるかもしれません、
ではわれわれ凡人はどうしたらいいか。
まず、絶対的に言えるのは、
「自分の頭で考え」て、
「誰かと比べず」
「自分の人生を生きること」。
「自己変革をし続け」、
「学び続けること」です。
よく言われることですが、世の中には自分の人生を生きていない人間が結構多いんです。
「自分が何が好きで」「どういうことが得意(苦手)で」「どういうことを信条として」「どういうことに心を揺さぶられるのか」「人とどうすれば上手く関係を紡げるのか」わからない人は多い。
「努力するのは嫌い」、「勉強は苦手」、「頭が良くなりたい」
でも「勉強はしたくない」。
「痩せたい」
けど、「運動はしたくない」「好きなものしか食べたくない」「お金も掛けたくない」。
かくいうわたしも、ずっとそうで、今もじぶんについて、わかっているところと、わかっていないところがある。「めんどくさがりや」な自分はよく顔を出します。
ずっと、「他人(親・教師、世間等)が求める、他人から見て評価の高い人生」を志し、「本当のじぶんはそれを望んでいない」のに、してきたことも沢山あります。
同時に、じぶんという一個人の中の「個性」というのは、物心ついた時から存在していた。それを「~はこうして欲しいから」「一般的に~だと評価が高いだろう」「~すると(異性や年長者に)可愛くないと思われるから」「~だと周りに受けない」みたいなことを考えて、じぶんの個性を歪めまくって生きているから、生きづらかった。
いまわたしが、割と世間一般にみればなかなか成功者とは言い難いような人生、毎日を送っていても、割と楽しく、朗らかで、自由な気持ちでいられるのは、この年になって、そういうことからじぶんが少し解放された気がしているからです。
いつのまにかそうなったかた訳ではなく、具体的な出来事がいろいろあるのですが、まあプライベートな事も多いので、ここでは割愛させていただきます。
もちろん日常生活で人と関わっていれば、摩擦や衝突を完全に避けることはできません。でも大けがをしないように、再起不能にならないように、外見だけではなく、内面を整えることは出来る。
そして、じぶんの中に「核」みたいなものを持ち、少しでも楽しみや、親しい人たちとの関わりが持て、健康で、常に何か目標や夢があれば、人生はより充実するのだと思います。
空費や浪費は減らすべきです。過去を激しく悔んだり、嘆いたりすることも、もうやめるべきです。
未来はどうなっているか、予測できないことも多い。
われわれが、わたしができるのは、常に、目の前の毎日、一日を如何に充実できるか考え、行動し続けること。
未来は変えられるかわからない、変えられないことの方が多いかもしれない。過去は悔やまない、ただ悔やむだけでは時間の浪費。
だから、出来るのは、ただ、今この瞬間を、この毎日を大切に、愛おしみ、歩み続けることだけだと───思います。
今日も明日もじぶんの足で毎日を歩き出しましょう!
最後にこの記事を書くにあたって、直接関係があるようでないような、でもわたしにとってはとても励みになったブロガーさんの記事がありますので、リンクしておきます。
ナギナリコでした!