宝塚各組トップ娘役は娘役みんなのお手本に!トップ娘役就任時期について考える。
Twitterを見ていたら、この間の宝塚スカイステージ(CSの宝塚専用チャンネル)、乙女ステイションSecond seasonという番組で、野々花ひまりちゃんがタカスペ(年末のタカラヅカスペシャル)でゆきちゃんこと仙名彩世さんに色々アドバイス貰ったというエピソードを紹介されていたそうです。
こんにちは、ナギナリコです。
慌ただしくて、上記の番組はまだ見れてません。←
乙女ステイションはなかなかクローズアップされない、下級生娘役の話やこだわりがうかがえて大好きです。早く見なきゃ!!
仙名彩世さんが、新人公演ヒロイン未経験のまま、研10(入団して10年目)にして花組の明日海りおさんの相手役として、トップ娘役になられたことは、2016年宝塚、いや宝塚史上でもビックニュースだったと思います。
わたし自身も、ゆきちゃん(仙名彩世さんのあだ名)は舞台でもいつも目を惹く、注目の娘役さんでしたし、この間の「ポーの一族」も素晴らしかったです。
現在の宝塚の各組の娘役は
花組 研10 仙名彩世
月組 研9 愛希れいか
雪組 研6 真彩希帆
宙組 研4 星風まどか
とかなりバラつきがあります。
わたしはどんなに若くても、研6、7前後でいいと思うんですよね、娘役のトップ就任。
宝塚にいられるのは限られた時間だけ。いつかみんな卒業、辞めてしまう。
あと、仮にも「新人公演」というのをやって、「新人」である期間を作っているのだから、研究科4年(入団して4年)というのは若すぎると思います。中には中卒、15歳で宝塚に入った子もいるのに。
何かのインタビューだったかで、元雪トップの壮一帆さんが相手役の愛加あゆさん(当時研8?位)に「彼女には娘役みんなのお手本になるようにと言ってきかせてた」というようなエピソードがあったと思います。(もし出典わかる方いたら教えて下さい)
トップスターは必然的に組の上級生、みんなの目指すところ、憧れになる。トップ娘役も、もう少しじっくり育てても、いいと思います。研6、7超えたら賞味期限切れ、塾し過ぎ、みたいなこと言う方もいますが、仮にも女性が主たる鑑賞者の宝塚で、たとえ人事の実態がそうであっても、そんな悲しいこと言わないでほしい。芸事を磨くことを指針としているのに「若くてカワイイ」からトップ娘役にしました、じゃ残念ですし。
別に研4、5の娘役さんについてどうこう、って話じゃないですよ。
タカラジェンヌにとっても、観客にとってもその方がいいでしょ、ってことです。
今もうすでに、100期生のトップ娘役が出てきて、今後のトップ娘役が100期以降で、95期生がトップになる頃に選ばれる…っていうのはあると思います。でも97、98、99期にも技芸に優れた、実力派の娘役さんがいますし、100期もまだまだ育てられていない、有望な娘役さんがいる。
宝塚上層部にはタカラジェンヌやファンの希望をよく汲み取って、人事に取り組んでほしい、と切に思います。